まねっこ

ふとみると
おなじみぎてがあがってる

ふとみると
いっしょのあくびが
くちをでる

とらの食事

あつさしのぎ

ゆらゆら　どうろに　かげろうゆれて
おいかけてもとどかない
にげみずが
　 わがものがおで　みちをゆく

ただいま避暑中

とらのたなばた

むかしきいた　たなばたのおはなし
むかしみていた　たなばたかざり

いまはいずこか・・・

のきしたはじだいの
かぜがふきぬけていた

とらの七夕かざり

おけしょうのにほひ

ふと　はなをくすぐるにほひに

かすかなきおくが
あらはれては　きえて

どんな匂いがするの?

ゆりかご

あいしている
あいしていた

いままでも
これからも

このうでにのこる　おもみをだきしめて
こもりうたを　うたうよ

ＣＯＣＯさんちのチカちゃん　ありがとう

しんくろ

おなじときを
おなじようにすごす

おなじようなことが
おなじようにおこる

しんくろにしてぃ

ねことちち

とらのかくらん

ぎゅっと　めをつむる

そのいっしゅんに
「ま」が　しのびよる

とら、病院へ行くの巻

とおいきおく

かさなりあうとき
ぎゃくかいてんはじめる
はぐるまと　きおくと

甦る　あざやかに

ねむるまえに

ねむるのが　こわくなる

そんなひがくるとは

すこしもかんがえなかった

あのころは・・・

年老いてもなお

ねこのこもりうた

ふくかぜに　みをよせれば

とおいひのきおくが

てのひらにのったよ

老いた猫のお話しでも