かみさまのはかりごと

くものうえには　おおきなますと
てんびんばかりが　ちんざまし
そなたのそぎょうの　あれこれを
みぎからひだりへ　ひとはかり










つるつるいっぱいになったなら
ますのうえをはしらせる
ひとかきぼうでおしだされ
ばらばら　ばらばら　おっこちる

よくばりぼうが　つめとった
あらゆるきんぎんざいほうが
くものうえをころがって
ころころころころ　ころがって
まあるくちいさなつぶになり
くもすきまばらのあいだから
ぱらぱら　ぱらぱら　おっこちて

かわききっただいちへと
もどってまた　そだってく


おそらのうえではかみさまが
きょうもせっせと　はかりごと






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旬の物なんぞいかがかな?


暑くなり、つるつると長いものの恋しくなる季節が始まると、
決まって顔を出してくれていた、夏茗荷。

梅雨があけ、ヒマワリが咲き、セミがわんわとうるさくなってくると、
あれほど降っていた雨が、ぴたっと止んで、
お天道さんだけが勢いを増す。

こちとらは、そろそろ長いもんでも・・・ってことで、
裏の茗荷林へ、夏茗荷を採りに出かけてゆく。
すると、なんてっことは無い・・・
茗荷竹はぴんぴん青々と勢いがいいのに、
肝心の茗荷が出ていない。

もちろん、青じそや長ネギだって薬味としちゃ申し分ないが、
真夏の炎天下のこの時期。
両方の葉物は、お天道さんに負けないようにと、
葉っぱが頑固になりすぎて、カザカザしたり固すぎたりと、
なかなか思うようなものになってくれない。
そこに行くと、茗荷・・・ってのは土ん中から顔を出したばかりのものだから、
瑞々しくってしゃきしゃきとして、なんともいえぬよい歯ざわり。
勿の論、香りの事は言うまでもない!!

あ～ぁ。。。
書いているだけで、よだれが出る(笑)

それが、7月を過ぎても盆になろうとしても、
一向に顔を出す気配さえ見せねぇ・・・(泣)
あたしゃ、泣く々々あの固い長ネギの端っこを噛み砕いていたってわけさぁ。。


それがさぁ!
それがだよぉ～
あのお盆の頃の長雨のおかげで、
やっと、今日顔を出してくれたってわけっ(^∇^)/

勿論、早速つるつるとした冷やっこいもんを、
お昼の食卓に上げたのは言うまでも無いことってことにゃのだ(爆)


ところで、あんたさんたちゃ～「ミョウガの花」ってのをご存知かいな?
上の写真が、その花さぁ。
ちと可愛らしいが、すぐにしおしおになっちまう・・・。
おまけに花の咲いたミョウガは、少し緩んでしまうから、
身のしまった美味しい茗荷が食べたけれゃ、
この花を見ぬ前に摘みとるか、花が付いていたら、
すぐにその花をむしりとってしまわにゃ・・・ねぇ～
ってことで、じっくり眺めたお方も少ないのでは・・・と、
今日はお花付きの茗荷を一枚^^;

コメント 2

見慣れたミョウガの花も美しい。
by OMOOMO (2010-08-31 17:13) 

OMOOMOさん、こんばんは。
ミョウガの花は、いつも見ているのですが、
採る時が少し遅れたり、採ってきて少しの間放りっぱなしにしておくと、
すぐにシオシオになってしまうので、
あたしもこのとき、ひさしぶりにしっかり見直していました^^

by ゆめ乃 (2010-09-01 00:03)