めっけ [随筆 色いろ]
ぐうぜんじゃなくて ひつぜん
そんなことが つみかさなって
まいにちが うごいているんだろうね
ひさしぶりに本屋さんへ行った。
あたしは本屋さんにいる時間が、とても好きだ。
本屋さんにいると、時間を忘れてしまうぐらい。
でも仕事に追われていると、なかなかじっくりと本屋さんへ行くこともできず、
近くの書店に、ちょっとの時間を見つけては、足繁く通ったりもした。
だけど・・・。。。
何年か前にその書店が閉店してしまって、
何かのついでに・・・と、立ち寄れる本屋さんもなくなってしまった。
だからお休みの日などに、意を決して街の本屋さんまで行かなくてはならなくなったんだ。
そんなこんなで、本屋さんから足が遠のいていたあたしだったが、
昨日、ひさしぶりに食事のついでに本屋さんに立ち寄ることが出来た。
あまり時間が無かったのだが、とりあえず単行本のコーナーを全部見たくって、
足早に背表紙や平積みの本を見て回った。
何本目かの書庫棚の角に来たとき、
なぜかふと、一冊の本を手にとってしまった。
表紙を開いて、おもむろに文字を追うと、
なんだかとても懐かしい言い回し。
それでも買うつもりなど無かったので、一度本を戻し、
ほかをながめていたのだが、なぜかとても気になって・・・。
気付けば、一番上にその本を乗せてレジの前に置いていたのだった。
家に帰って、すぐさまその本を読み、
作者紹介や作品紹介まで読んでみたら・・・。
なんと!!
少し前にケーブルテレビでよく見ていたアニメの作者さんだったのだ。
最近は時間も無く、ケーブルテレビをじっくりと・・・なんて出来ないので、
見ることができなくなっていたんだけど、
すっごく好きなアニメだったんだ。
そのアニメの主人公の名は、「キノ」
アニメのタイトルなどは、全然見ていなかったから分からなかったんだけど、
その本の作者の作品リストには、「キノの旅」と、書いてあった。
ああ・・・なんて懐かしい響き。
思わず、ネット検索をしてしまった(笑)
ぅんぅん。。
まさに、そのアニメの原作そのものだったよ。
あたしは、この作品が小説だったなんて、ちっとも知らなかったし、
この作品が出版されたときには、爆発的ヒットを飛ばした作品だったことも、
全然知らなくって、ビックリしちゃった!!
次に本屋さんに行ったら、この作品を買って、
活字で読んでみたいなぁ・・って思いました。
今日買ってきた「お茶が運ばれてくるまでに」の本も、ものすごくいいです。
描かれている絵も、もの凄くいい雰囲気で大好き。
ぜひ、あなたも一冊持ってみない? と、おすすめしたくなる作品です。
「キノの旅」も、すっごくいいですよ。
ぜひぜひ^^
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