こいいろ [随筆 色いろ]
恋の詩を書いた
ほんのちょっと 心が揺れたころ
誰かが言った・・・
恥ずかしくないかい?
こんなことを書くって・・・って
気恥ずかしさで
胸がいっぱいになっているのは
あたし
そして
それも言い出せないくらいだってことさえ
飲み込んでしまいたくなったのも
あたし
人間の恋を 言葉にするのは
とても とても
胸がきゅんとなりすぎて
言い出せない
書き尽くせない
考えるだけでも 顔が赤くなる
ばかね。。
自意識過剰だわ
分かっているんだけど
かけられた言葉が
とても深い棘となって
今もあたしの心に鍵をかける
鍵を・・・
コワイ・・・
けれども ほんの少し
開放したくなった
恋の歌を 聴いた今は
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